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味のある古民家をリフォームする際のポイント

昔ながらの古民家は、何もしないでそのまま眺めていても味のあるものですが、実際にそこに住むとなるとしっかりとリフォームをしなければ色々と不自由を感じる恐れがあります。住むにあたって特に重要なのは、何といっても水回りです。昔に建てられた古民家の場合には、公共の下水道が通っていないことが珍しくありません。もし確認して下水道が設けられていないようであれば、まずは何よりも優先して浄化槽を設置するようにしなければなりません。また、風呂場やトイレ、洗面台、キッチンなども古くなって使えなくなってしまっているケースが多いため、なるべく使い勝手の良いものに交換するとよいでしょう。もし家の雰囲気を損ないたくないということであれば、そこそこ費用は掛かるものの、ヒノキ張りの風呂場にしてみるというのも一案です。

古民家をリフォーム

水回りに加えて、きちんとリフォームしておきたいのが屋根です。長年にわたって風雨にさらされてきた屋根は、一見すると分からなくても、思った以上に痛んでしまっている可能性があります。まずは専門家に見てもらったうえで、必要なリフォームを行うようにしましょう。すべてを交換すると高額のリフォーム費用が掛かりますが、一部の修理だけで済むのであれば、出費を抑えることは可能です。また、屋根の他に、耐震性能を向上させるためのリフォームもきちんと行っておくようにしなければなりません。古民家が建てられた時代には、今のような建築基準は存在していなかったため、大きな地震が来ると倒壊してしまう恐れがあります。万が一のときでも安心して住み続けられるようにするために、しっかりと耐震改修をしておくようにしましょう。なお、自治体によっては助成制度が用意されているので、そういったものを利用するのもおすすめです。